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糖尿病療養指導部門
テーマ

「糖尿病個別指導の実際」
あなたも糖尿病個別指導を始めませんか。

日常検査業務に追われながらも時間をやりくりし、糖尿病チームの一員としてチーム医療に取り組んでいる技師のみなさんも多いかと思います。そんな中、最近マンネリ化してきた、他施設でどんな取り組みをしているのか情報が欲しい、今後新しいことに取り組みたいと思っている方はいらっしゃいませんか。

昨年の本セミナーでは、テーマを「行列ができる糖尿病教室の作り方」とし集団指導の在り方についてセミナーを行いました。

今年は、さらに一歩踏み込んで個別指導に関するセミナーを企画しました。

対象

1.糖尿病療養指導士の資格は無いが糖尿病療養指導に関心のある技師
2.これから個別指導に取り組もうと考えている技師
3.すでに個別指導を行っており、さらにスキルアップを目指す技師

ねらい
1) 個別指導は患者と接する事から始まります。まず、患者との接し方のコツを知る
2) 患者の心理状態や問題点を把握でき、的確な指導につなげることができる
3) 自由討論の場で、他施設の技師からちょっとしたきっかけや新たな取り組みへのヒントを得る
4) 新たな個別指導につなげるパワーを得る
以上をねらいとし企画しました。
講義あり、ワークショップ形式の症例検討会ありのセミナーです。本セミナー受講により、個別指導開始のきっかけあるいはさらなるスキルアップにつなげることができればと思っております。
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プログラム
1.講義
「患者との接し方のコツ」 14:30〜15:00
京都大学附属病院 糖尿病認定看護師 大倉 瑞代先生
糖尿病認定看護師の先生に、患者さまとの接し方のコツについて講演していただきます。
2.ワークショップ
症例検討会 15:00〜17:15(途中休憩:10分)
症例1:思春期の糖尿病患者
症例2: II 型糖尿病 大血管障害症例
症例3:突然の血糖コントロール不良例(SPIDDM・SU剤2次無効)

まず、模擬患者と模擬指導士を立てて症例を提示します。その後、各グループで症例患者の心理状態や問題点、指導方法についてグループディスカッションしていただきます。ディスカッション結果の発表、最後に質疑応答および解説を行います。
3.講義
「技師の持ち味を生かした個別指導」17:15〜17:45
済生会和歌山病院 臨床検査科 田中 久晴技師
日頃から積極的に個別指導に取り組んでおられる技師の方に、技師の持ち味を生かした指導、技師だからできる個別指導について講演して頂きます。
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本研修会は「日本糖尿病療養指導士認定更新のための研修会」として、<第2群>糖尿病指導研修単位 1単位を申請予定です。
なお、<第1群>は、本近畿医学検査学会参加により単位が取得できます。


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