生活習慣病のためのスクリーニングとしての頚動脈エコー検査(6/33)


動脈の血管構造は通常3層構造を示します。
その構造は
内側から内膜、中膜、外膜からなり、
内膜は血液と直接接し、抗血栓作用を有する内皮細胞と内弾性板、
中膜は平滑筋、
その外側に血管、神経を含む外膜の順で構成されます。

 通常、エコー検査では内膜と中膜を分離できる分解能がないため、内中膜複合体(intima media complex:IMC)としてあらわされ、その厚みを計測します(intima media thickness:IMT)。

.
前のスライドへ
6/33

.