天理市立病院 花房 昭子
平成14年3月10日(日)14:00 奈良県新公会堂能楽ホールにて生活習慣病の一つである心臓病についての講演会が開催されました。
タイトルは「心臓病を予防する日常生活」で講師の先生は国立循環器病センター内科心臓血管部門部長であらせられる北風政史先生のご協力による講演会でした。糖尿病に次ぐ心臓病についての講演とあってか、たくさんの参加者で総数190名(会員55名)、60歳代、70歳代の方が全体の3分の2を占めていました。 高齢者の病気に対する関心の高さをここでも痛切に感じました。
私は、今回、受け付け業務のお手伝いをさせて貰ったのですが、スタッフとしての参加はめったになく(大きな声で言えませんが…)とてもいい経験をさせて貰いました。会場準備から始まって、受け付けのスタッフはみんなで会場周辺のポスター貼りをしました。季節もよく天候にも恵まれ、公園内は小さい子供連れの家族がお弁当を広げて心地よい春を満喫されている様子でした。私達が、ポスターを貼っていると声をかけてこられた方が何人かおられましたっ その方達は、今回の講演会をご存知なかった様子で事前にチラシやポスター、広報誌による紹介をさせて貰っているにもかかわらず、全ての人のお目にとまるのには、なかなかむつかしいな〜と思いました。
講演会内容は、臨床的、研究的データや資料をもとにどこまで心臓病を予防できるか、さらに、どのような症状がでてくると、病院の門を叩かなければならないか、また、そこでどのような考えで治療がされるか、など、とても身近な話題で解り易く院療の現場を説明され、私自身も「う〜ん、なるほど!」と大変勉強になり、次回の講演会が楽しみになりました。