倉本 哲央
奈臨技の生涯教育研修マニュアルが、平成14年度版として大きく改定されました。詳細については各施設に一部づつありますので参照してください。
組織図の基本は一般研修部門、事務部会、学術研修部会と変わりがないのですが、研修制度は、会員が学術の研鑚に励み、より高い専門性を発展させるための研究検査等にかかる研修を実施する学術研修部門の組織が細分化され大きく改定されました。
それは今までの研究班5部門、23分野に変わりました。
生物化学、生理機能、形態、感染・免疫、検査総合管理の5那門の検査部門になりました。専門教育研修課程は、平成14年5月現在、次の課程が構築済みで受講可能です。
それは@管理運営課程 A制度管理課程 B遺伝子検査課程であります。
専門教育課程の受講は、事前に申請が必要です。また申請に際しては、以下の条件を満たしていなければ履修できません。
「終了証書」の発行は、所定の期間内に必要な単位を取得したものに対して行われます。
終了認定は、各会員の始めて受講したときから3年間を1サイクルとし、この間に取得した単位より行われます。
@ー般教育研修課程を1サイクル以上修了した者
A一般教育研修課程との並行履修が義務づけられております。
B3年間に所定の科目を修了し120単位以上を取得する。
C研修方法は日臨技主導の会場研修を基本としています。
詳しくは、送られてくる履修票を参照してください。
受講費用につきましては、課程、教科項目、研修会等により異なりますが、開催案内ならぴにガイドラインをご覧のうえ確認してください。
生涯教育制度の概要については、日臨技生涯教育制度ガイドライン(平成13年度改定/会誌医学検査・第51巻第5号・P747〜790に掲載)を参照下さい。
会員諸氏が、生涯研修学習に取り組むことは医療を担う者としての責務でありますが、これらが会員一人一人が真剣に取り組み実績を積み重ねることにより、技師会、および検査技師の社会的評価につながると思いますので、より多くの会員の参加を希望します。
河野 久
例年、委員長は副会長が兼任していましたが、今年は委員の間で互選して選ばれました。
この委員会で行うことははっきりしており、コントロールサーベイを行うことです。
過去を調べてみるとこの事業は平成6年から行っており、9年目ということになります。これだけ長い期間行うと、まず問題となるのがマンネリ化です。
精度管理の性質上、あまり目立つことがないうえに継続して行う必要があります。継続は力といいますが、企画者、参加者とも力を実感できない事業であることは確かです。
全国規模のサーペイは、毎年同じことを行っても、全国規模のデータを得られるため、市場の動向や方法の推移、データのバラツキの経時変化は有用なものとなります。
一方、地区サーペイは参加数も少なく、全国サ−ペイと何じ方法で行っても価値は少なく、毎年同じことを行っては価値は少なくなっていきます。このため地区サーペイは独自の目的を持っており、担当者のエネルギ−も多く必要です。
地区サーペイは施設間における検体のクロスチェックの意味もあります。参加される方はサンプル数の多さ、異常値検体、非特異反応を起こしやすそつな検体、珍い症例検体など試料に工夫を凝らしたもとを届けたり、通常行わない項目をしたり、速報や2次サーペイをする場合もあると思いますが、面倒と思わずに参加していただくようお願いします。
大林 準
本年度より委員長をつとめさせていただきます。天理医学研究所の大林です。
奈臨技インクーネットホームページは、平成13年の一月にスタートし、はや1年半になり、15000をこえるアクセスをいただいております(2002/9/25現在)奈臨技会員のみなさまも、何度かご訪問いただけたことと思います。
さて、他県と比べ、奈臨技ホームページの最大の特徴は、レンタルサーバーでホームページを運用していることであります。レンタルサーバーのどこが大きな特徴なのか、詳しくは奈臨技ホームペ−ジの第18回奈良県医学検査学会ページ(http://naraamt.or.jp/Academic/Gakkai/endai2001.html)をご参照いただきたく存じますが、これらのサービスを奈臨技会員の皆様に、ぜひ、ご活用いただきたいと委員会では考えております。
具体的には、
・入力フォームを用いた情報収集(アンケート、サーベイなど)
・メーリングリストの運営(研究班での討論、連絡網に用いる)
・会員用メールアドレス発行(公用アドレス、セカンドアドレスとして)
・パスワード制限を設けたページ(一般非公開の内容に)
・掲示板、チヤツトの活用(リアルタイム電子会議として)
などなと、さまざまな活用方法があります。こんなことがしたい、あんなことがしたいということがございましたら、お気軽に近くのインターネットホームページ運営委員にぜひご相談ください。メールでのご相談もお待ちしてります。
奈臨技会員全員のインターネット・スペースです。大いに活用されることをお願い申し上げます。
奈臨技インターネットホームページ運営委員会 委員
大林 準 天理医学研究析(委員長)
松田 誠 伏見診療所(副委員長)
内池 敬男 奈良県立三室病院(副委員長)
小松 方 天理よろづ相談所病院(書記)
三谷 典映 奈良県立医科大学附属病院
高谷 恒範 奈良県立医科大学附属病院
木田 光雄 天理よろづ相談所病院
石本 盛治 奈良県立奈良病院
岡山 幸成 天理よろづ相談所病院
杉邑 芳樹 天理医学技術学校
林田 雅彦 天理よろづ相談所病院
柳田 裕起 奈良県立五条病院