研修会参加記

11回近畿臨床検査技師会輸血検査研修会参加記

宇陀市立病院 竹田 知広

平成 18年9月9〜10日に京都で行われました、第11回近畿臨床検査技師会輸血検査研修会に、参加いたしましたので報告いたします。

 この研修会は、年一回、近畿の各技師会の当番性で、一泊研修の形式で行われます。技師になって以来参加していますが、この時期になりますとやってきたなと言った感じで、恒例行事になっています。研修会の内容は、1日目は、輸血検査実習と、夜は、ホテルに移動してのナイトセミナーがあります。ナイトセミナーと言いますと、堅苦しいイメージを、お持ちになられる方もおられるかもしれませんが、年に一度近畿の輸血検査のメンバーで輸血について語りながらの飲み会にちかいかも知れません。このセミナーでは、ざっくばらんに各施設で困っていることなどを話し合い、みんなでディスカッションします。また、学会などでしかお目にかかれない先生方に、気さくにお話させていただき検査のことから製剤の話、また、教科書に書いていないことなどお聞かせいただき有意義な時間を過ごさせていただきました。毎年のことながら、気が付けばなぜか最終まで飲んでしまい、布団に入ったのは、東の空が明るくなっていたような気がします・・・

 2日目は、講演会が開催されました。検査技師の先生より検査についてのお話や輸血前後の感染症検査について、また、新生児における輸血療法について臨床の先生より講演を拝聴しました。特に、トレンドマークであるポニーテールが印象的なHLA研究所所長、佐治先生のお話は、いつもながらアグレッシブで移植医療に携っていない私でもわくわくするようなお話でした。

 今年も、もうすぐ研修会が行われます。今年こそは、まじめに勉強して早く寝るぞーと、毎年思うのですが・・・・・・