平成18年度 公開講演会報告
長谷川 章
平成18年度は、平成19年2月18日(日)橿原市、かしはら万葉ホ−ルにおいて「循環器系疾患における生活習慣病について」と題して、奈良県立三室病院院長の橋本俊夫先生による県民を対象にした公開講演会を開催しました。
今回の公開講演会は、かしはら万葉ホ−ルの中のロマントピアホ−ルと最も大きい場所で行う事となりました。その為人員の動員をいかにするか、県民へのお知らせをいかに工夫するかで頭を悩ませました。ホ−ル自体が大きく、周辺のスペ−スも広いこともあり、初めて併設の研修会も企画を行い、2個の研修会を開催しました。
内容は
『SMBG(血糖自己測定)機器の測定からデ−タ送信まで』
1.講義「SMBG機器の変遷と活用」
ジョンソン・エンド・ジョンソン(株)宮崎 浩明 先生
2.実技研修
「SMBG機器について、試料測定、メンテナンス、デ−タダウンロ−ド法の実際」
テルモ、ニプロ、アボット、ジョンソン・エンド・ジョンソンの4社の機器で実際に操作を行う。
『血管検査ハンズオンセミナ−』
1.スクリ−ニングとしての頚動脈超音波検査について
大和高田市立病院 西岡 雅彦 会員
2.PWV検査について
天理よろづ相談所病院 原田 譲 会員
この研修会を終えて、14時から公開講演会を始めました。今回は万葉ホ−ルで2題の同じ様な内容の講演会がたまたま重なり、来館者でさえどちらに参加しに来たのか迷う場面も多々あるようでした。
受付をした一般の参加者は120名、研修会参加の会員が75名と、全員が講演会に参加
していただければよかったのですが、最後めで講演会に参加していただいた方は、この6〜7割の参加者でした。
これは、普段ロビ−で実施している各測定コ−ナ−で、参加者を旨く講演会までつなぎ止めれなかった事もあるようです。
次回はこの様な点も踏まえ、多くの参加が得られるよう一層の努力を行って行きたいと考えています。会員の皆さんのご協力も是非今後ともお願い致します。