委員会だより

各種委員会だより

生涯教育研修委員会

宗川 義嗣

平成19年度から生涯教育制度が変更されます。平成7年から始まった生涯教育制度が従来3年間の履修期間が5年間に変更になり履修教科は一般教育研修課程の基礎一般教科(A教科:15点以上)と専門教育研修課程の基礎専門教科(B教科:25点以上)および臨床専門教科(C教科60点以上)に区分していたものが基礎一般教科(A教科)を基礎教科に臨床専門教科(C教科)を専門教科に区分して構成され、専門教育研修課程の基礎専門教科(B教科)が廃止され、基礎教科(60点)+専門教科(140点)=合計200点以上で修了証書が発行されます。尚、詳細につきましては部局だよりを参照してください

日臨技の認定センターが設置されて各分野での認定制度が順次広まりつつあります。「認定一般検査技師制度」に続き「認定心電検査技師制度」が今年度発足します。公共性の高い臨床検査のスペシャリストを認定するこの制度は受験資格に会員歴3年以上、更新は生涯教育履修修了等が必要となり、今後生涯教育履修が重要と思われます。
  生涯教育委員会は会員の皆様に5年以内の基礎教科(60点)の習得のための企画をしていき、多くの会員の生涯教育履修修了を目指したいと思います。
また、各検査研究部門・分野主催の研修会や後援会への開催を支援していき、各検査研究部門との合同企画も積極的に取り組んでいきたいと思います。会員の皆様からのいろいろな提案をして頂き、参加し易いような企画作りをしたいと考えます。会員の皆様の協力をお願いします。

生涯教育研修委員会事業計画

 
1. 生涯教育研修委員会では、会員が生涯教育と、資質の向上に努めることを組織的に援助することを目的とし活動する。そのため平成16年度も公益、地区技師会、検査研究部門・分野と連携を持ちながら活動していきたい。
 
2. 今年度も岩臨技および岩臨技関係以外の研修会等と日程や内容が重複しないよう、各方面の情報も収集しながら日程調整をしていきたい。

 平成15年度は検査研究班が検査研究5部門23分野になって初年度ということもあり、地区技師会との連携がうまくとれず、検査研究部門・分野主催の研修会開催が少なかった。平成16年度は地区技師会と地区部門員の連絡を密にし、情報交換しながらそれぞれの役割を果たすとともに、研修会内容も充実したものになるよう呼びかけていきたい。


精度管理事業推進委員会

梅木 弥生

本年度の奈臨技精度管理事業は昨年と大きく異なった点が幾つかあります。それはデータ共有化事業を受けて、奈良県でも活動を開始した事に伴う、データ共有化を意識した展開としたことです。サーベイ項目も生化学分野では項目数も大幅に増やしました。血液では始めての試みとして、購入サーベイ血としました。この血液の購入血を用いる利点、欠点を検討し今後の課題としたいと考えております。データ共有化事業の啓蒙活動とスムーズな事業開始に向けてのアンケートもお願いしました。それと報告時には基準範囲の報告もお願いしました。これらの一連の活動は奈良県でのデータ共有化事業の基盤として役立てていく所存であります。ご協力ありがとうございました。それとは別に一般検査のスライドサーベイと同様に、細胞診スライドサーベイもWeb上とさせていただき、データ媒体を軽くさせていただきました。各分野報告会も奈臨技ニュース等でお知らせいたしますので、是非ご参加くださり、奈良県の検査データ精度の向上・維持に役立てていただくようお願いいたします。

今後どう言う形態で行うか、どのような方向に進むかは、データ共有化事業との絡みでまだ決定はしていませんが・・・・・、奈臨技精度管理事業は精度管理事業として発展させて行きたいと考えております。

最後になりましたが、検体Sample配送、細菌Sample搬送等には多くの企業の方々に御協力いただきました事ここに感謝いたします。ありがとうございました。


検査研究部門運営委員会

原田 譲

会員の皆様には、本年6月奈良県立医科大学厳橿会館での第24回奈良県医学検査学会におきまして、一般演題、要望演題、技師会に対するご意見要望等のアンケート調査による奈臨技フォーラム、ランチョンセミナーまで多くの会員の皆様にご参加いただき、また活発な討論をしていただきましてありがとうございました。本年はこれから来年度の企画を立てますので、何かご意見・ご提案などありましたら、担当委員または各部門長までご連絡ください。

会員皆様のおかげで、ここ数年活発な奈良県医学検査学会を運営させていただいておりますので、これをぜひ続けていきたいと思っております。専門学会や近畿・全国学会などへの練習発表でもかまいませんので、お気軽に演題を出してくだされば結構です。また、シンポジウムのテーマなどもありましたらぜひご提案ください。よろしくおねがいいたします。


インターネットホームページ運営委員会

大林 準

奈良県臨床衛生検査技師会ホームページは開設して、6年目を迎えました。アクセス数も、8月1日現在104000件となり、念願の10万件を突破いたしました。この件数は、近畿圏の臨床衛生検査技師会ホームページのなかでも、大阪に次ぐ2番目です。現在、ホームページへのアクセス数は加速度的に増加しております。このことは、インターネットのホームページが、情報発信・収集の場として、より一般的になってきたことを示すものではないかと考えております。

 奈臨技インターネットホームページ運営委員会といたしましては、「奈臨技会員のため」、「県民のみなさまのため」、「臨床検査技師のみなさまのため」を3つの柱としてページ作りを行っております。

「奈臨技会員のため」といたしましては、奈臨技ニュースをはじめ、会員のみなさまへのご案内・連絡を行っております。さらに今年度は、奈良県臨床衛生検査技師会のページを作成し、定款・諸規程・組織図・ご入会のすすめを掲載いたしました。会員のみなさまに、奈良県臨床衛生検査技師会をもっと身近に詳しく知っていただきたいとの思いからです。

また、奈臨技ホームページの更新情報などをメールでお知らせする、「奈臨技メーリングリスト」も会員のみなさまにご参加いただき、現在71名の方に配信しております。お申し込み、お問い合わせは奈臨技インターネットホームページ運営委員会(info@naraamt.or.jp)までお気軽にお寄せください。

さらには、今年度から、メールを用いた、各施設連絡責任者への「奈臨技連絡網」もスタートの予定です。研修会の開催場所の変更や緊急の連絡事項などを、メールを用いてより速く、確実な連絡ができるようにしたいと考えております。

「県民のみなさまのため」といたしましては、公益法人として、奈臨技公開講演会を中心に、県内各行事への技師会の参加などを知っていただくとともに、県民の皆さまに、臨床検査技師をもっと知っていただけるようなページを目指しております。

「臨床検査技師のみなさまのため」には、開設以来、会員のみなさまのご要望が多い、臨床検査関連(学術)情報を掲載しております。奈臨技はとても素晴らしい研修会を数多く開催されておられますが、開催場所や時間の都合で参加できない場合があります。学術部の皆さまのご協力をいただき、研修会などの情報・資料、オリジナルのコンテンツ(きれいにとれるシリーズ・脳波の手習い 等)を、できるだけホームページに掲載してゆきたいと考えております。

また、昨年度から、奈臨技統一精度管理調査の一部(スライドサーベイ)をホームページ上で行っております。精度管理事業に、これからもホームページをお使いいただけたらと思っております。

奈良県臨床衛生検査技師会の会員のみなさまに、ご活用いただけるホームページを作成していきたいと考えております。どんなことでも結構です。奈臨技インターネットホームページ運営委員会(info@naraamt.or.jp:担当 大林)または事務局(TEL/FAXとも 0743-62-0525:担当 林田)までお寄せください。お待ちしております。