会員ページトップへ
ホームページへ

奈臨技ニュース
平成24年 4月号
第215号 2012年 4月 1日



平成23年度奈臨技公開講演会を奈良県新公会堂にて開催しました


平成24年2月19日(日)

公開講演会は、奈良県立医科大学 第1内科学教室 教授 斎藤 能彦 先生をお迎えし、「生活習慣病の予防と最新医療 -奈良県を医療先進県に!-」のテーマでご講演をいただきました。参加者は258名と大変多くの方に来場いただきました。

.

公開講演会に先立ち、プレ講演会として 天理よろづ相談所病院 臨床病理部 高橋 秀一 会員による「命を支える臨床検査 -心臓の検査-」のテーマで研修会を開催しました。
 この研修会は一般の方にも公開し、聴講していただきました。専門的な内容を県民の皆さんにも理解していただけるように、自動車に例えたり興味を持てるイラストをふんだんに使用した研修会でした。なお、研修会で使用したスライドは,奈臨技ホームページにて掲載していますので,ぜひ閲覧ください。

奈臨技HP(当ホームページ内) 
http://naraamt.or.jp/Open/openright.html

.
.
検査展として,測定体験コーナーを能楽ホールロビーにて開催しました。
測定体験は、体脂肪測定、血球観察、ヘモグロビンの簡易検査などを実施しました。また,日本糖尿病協会奈良県支部の協力により、看護師さん3名が応援に駆けつけて下さり、血圧測定の実施と指導をして頂きました。その他,成人病に関するパネル展示やガン・高脂血症・性感染症・インフルエンザの予防パンフレットを準備し、対面での説明・配布により健康への関心と臨床検査への理解を深めてもらい、検査の必要性・重要性を普及・啓発しました。

(文責 上杉 一義)




** 第29回奈良県医学検査学会のご案内 **



期  日

平成24年5月20日(日曜日)
会  場  奈良県立医科大学 臨床第一講義室
(会場が変更になりました。ご注意ください。)
特別講演 県立五條病院 副院長 今西 正巳 先生
『奈良県の災害医療−台風12号による被害から』(仮題)
ランチョン
セミナー
天理よろづ相談所病院 山本慶和会長
『学術活動の現状と課題』(仮題)

*多数のご参加お待ちしております
(引き続き第1回奈臨技総会が行われます)





** 第1回奈良県臨床衛生検査技師会総会 **



期  日

平成25年5月20日(日曜日)
会  場  奈良県立医科大学 臨床第一講義室
(会場が変更になりました。ご注意ください。)

*多数のご参加お待ちしております




* 第22 回 近臨技形態検査部門血液検査分野研修会報告 *



 3月3〜4日、奈良県文化会館で行われました、第22 回 近臨技形態検査部門血液検査分野研修会に実務委員として参加しましたので、報告いたします。

本研修会は、皆さんご存知のように毎年、近畿の2府4県が持ち回りで開催しています。
今年は、『データの読める検査技師を目指そう!』をテーマに、講演会、事前に配布した動画症例の検討会を行いました。

 講演会は、奈良を代表する4人の講師にお願いしました。技師からは、細胞形態、細胞表面形質、医師からは、血液データ、凝固データからの次の一手ということでご講演いただきました。それぞれの講演で興味深かった内容をご紹介いたしますと、細胞形態では、多くの症例を解説いただいたのですが、血髄細胞密度は、年齢、採取部位により差があることです。胸骨では、40〜70歳までの各年齢に優位な差は認めませんが、腸骨では、60歳以上では、低下傾向を認め、胸骨よりも優位に定値とのことでした。また、巨核球数では、各年齢共に胸骨の方が優位に高値であるとのことでした。

 細胞表面形質では、angioimmunoblastic T-cell lymphoma(AILT)について診断の変遷から診断方法、最新の研究成果まで解りやすくお話しいただきました。AILTは、意外に頻度が高く、ATLLを経験されたような施設であれば、必ず経験する頻度だそうです。

CD10の発現がポイントですが、CD10の発現の無いような症例も存在し、TCRのレパトア解析が有用です。臨床の2人先生からは、臨床でどのように検査を読んでいるのから、TTPの治療に、抗血小板薬使用の可能性を示唆する、最新の研究データまで解りやすく講演いただきました。

 最後に、実務委員の皆様お疲れ様でした。特に、下村大樹実行委員長のリーダーシップにより、無事研修会を終えることができました。また、6年後の研修会がんばりましょう。

(文責 奈良県立医科大学付属病院 竹田 知広) 




生涯教育研修会のお知らせ



きれいにとれるシリーズ〜心電図編〜   〔 専門-20 〕

講 師 :森嶋 良一 会員 (県立医科大学附属病院)

日 時 :平成24年5月11日(金)18時30分〜20時00分
会 場 :県立医科大学附属病院 中央臨床検査部 心電図室

担 当 :機能検査分野(生涯教育研修:専門−20)
会 費 :無料(非会員:500円)   

【要旨】
『きれいにとれるシリーズ』の心電図編を開催します。心電図を記録していて、基線が揺れたり、ノイズが混入したりなど種々のアーチファクトの為にきれいにとれなくて困ることや当直などでたまにしかしないので不安な人が多いかと思います。今回は、心電図の記録の基礎知識やコツを講義と簡単な実習で理解できるように分かりやすく説明していただきます。日頃疑問に思っていることや日常業務での問題点を解消してもらえればと考えております。

【問い合せ先】
井田 淳(天理市立病院)Tel 0743-63-1821 (120)
e-mail  tenriharupapa@yahoo.co.jp

.


** 今後の行事予定(奈臨技関連) **


奈臨技では、下記の催しを主催、または参加をしています。
お近くの会員のかたも、ぜひ、ご参加下さい!
** 学会・総会 **
日時
5月20日(日) 
場所
県立医科大学
  


奈臨技行事予定(4月)


行事参加前には当ホームページで変更の有無をご確認下さい。

4月

行事(略)

担当

4月

行事(略)

担当

1

 

 

16

 

 

2

 

 

17

 

 

3

 

 

18

 

 

4

 

 

19

 

 

5

 

 

20

 

6

 

 

21

 

 

7

 

 

22

 

 

8

 

 

23

 

 

9

 

 

24

 

 

10

 

 

25

 

 

11

 

 

26

 

 

12

 

 

27

 

13

当直時(緊急時)の心電図・・

機能検査

28

 

 

14

 

 

29

 

 

15

 

 

30

 

 




.
 4月です。新年度を迎えました。桜の花も今を盛りに咲き誇るころです。日本人にとって花といえば『桜』。桜の花は葉が出揃う前に咲くことから、古代生命力の強さの象徴ともされ、花を咲かすのみに持てる力の全てを使い、時が来ればパッと咲き潔く散る姿に、日本人が大事にする美徳を感じるのでしょう。そしてまた、時を待ち開花する不変の再生力を目にして、私達は目指す目的への困難を乗り越える力をもらっているのかもしれません。

 3月から続く別れと出会いの季節を越えて、さあまた新たな気持ちで良きスタートを切りましょう。

広報一同 




* 奈臨技IT委員会からのお願い *

 奈臨技ホームページを、ご覧頂き有り難うございます。当委員会ではコンテンツ充実に、日ごろ心掛けておりますが、学術資料の更なる充実を図るため、論文、勉強会資料、推薦論文とその要旨などの投稿をお待ちしております。さらに、学術リンク集の掲載に向け、おすすめホームページの調査も行っております。ご協力をお願い致します。

また、奈臨技ホームページの更新状況などをお知らせする、奈臨技メーリングリストサービスも行っております。ご希望の方は、「配信希望」とお書きになり、下記メールアドレスか、TEL/FAXにてお申し込みください(メールアドレスなど個人情報は厳重に管理いたします)。

奈臨技IT委員会

連絡先 大林 準 (天理医学研究所)
(申し訳ありませんが、FAXか電子メールにてお願い申し上げます) 
FAX 0743-63-5611    E-mail: info@naraamt.or.jp



会員ページトップへ
ホームページへ
臨床検査関連情報ページトップへ