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奈臨技ニュース
平成25年 3月号
第226号 2013年 3月 1日


平成24年度奈臨技公開講演会 「物忘れと予防と対策」
平成25年3月3日(日)



 公開講演会は、奈良県立医科大学精神医学講座 教授 岸本年史先生をお迎えして、「物忘れと予防と対策〜認知症を知る・予防する・治療する〜」と題してご講演頂きました。参加者は、400名に達し多くの方に来場頂きました。

併設研修会は、2本立てで開催いたしました。 前半は、「有意差検定」をテーマとしロッシュ・ダイアグノスティックス株式会社 吉田雅之先生にご講演頂き、後半は「血液(CBC)検査からみた血液疾患」と題して、天理よろづ相談所病院 臨床病理部部長 中村文彦先生にご講演頂きました。併設研修会参加者は、57名でした。

 検査展としては、測定体験コーナーをロマントピアホールロビーにて開催いたしました。測定体験は、血圧測定に始まり、体脂肪測定、血管年齢測定、血球観察等の簡易検査を実施し、とくに血管年齢測定は好評で多くの方が列をつくることになりました。検査展は、講演会終了後にも延長して実施しました。その他、成人病に関するパネル展示や、ガン・高脂血症・性感染症等の予防パンフレットを配布するなど、健康への関心と臨床検査への理解を促し、検査の必要性・重要性を普及・啓発致しました。

文責 吉村 豊





奈良県臨床検査技師会 平成25年度 学術部 検査研究部門委員名簿



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第30回 奈良県医学検査学会のご案内と演題募集のお知らせ



平成25年度の奈良県医学検査学会は第30回の記念学会として取り組み、準備を進めています。

メインテーマは『医療安全』とし、合わせて特別講演では、”医療安全”で大変著名な自治医科大学医学部 メディカルシミュレーションセンター センター長 医療安全学教授 河野 龍太郎 先生をお招きします。シンポジウムでは『医療安全の取り組みとその実践』として各施設での取り組み、実践を発表して頂きます。

臨床検査の質は当然ながら県民に安心・安全な医療を提供できるように、会員が一丸となって取り組んでいきたいと考えています。
さらにシンポジウムでは特別講演講師の河野先生にはオブザーバーとしてご参加頂き、奈良県の実際の事例に対しご意見を伺えると思いますので、施設の医療安全について一緒に考えてみましょう。

期 日
平成25年5月12日(日)
会 場
奈良県立医科大学 臨床第一講義室
特別講演

自治医科大学 医学部 医療安全学教授 河野 龍太郎 先生
『検査におけるヒューマンエラーをどのように防ぐか』

シンポジウム
『医療安全の取り組みとその実践』
ランチョンセミナー
天理医療大学  山本 慶和 会員
『日臨技の体制』
一 般 演 題
公 募 (受付締切日:平成25年3月31日(金) )
問い合わせ先
第30回奈良県医学検査学会実行委員長 松本 克也(TEL 0742-27-9502 内線191)










生涯教育研修会のお知らせ

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腸管感染症の研究から得られた日常検査への活用法 〜現在と未来〜〔専門-20 〕

講 師 :中山 章文 会員 (県立医大附属病院)

日 時 :平成25年3月15日(金)18時30分〜20時00分
会 場 :県立医科大学附属病院 中検技局

担 当 :微生物検査分野(生涯教育研修:専門−20)
会 費 :無料(非会員:500円)   

【要旨】
腸管感染症の検査は常在菌や不純物が多く含まれる材料のため、培養法は嫌気/微好気などの環境、選択培地の組み合わせ、技師の集落観力が結果に大きく影響します。

日々の検査で病原菌を見逃していないか不安になりませんか。

講師が研究されてきた検査法とともにコストと煩雑性と経験の差を無くすにはどうしたらいいのか(これからの検査法、必須の培養法、この感染菌を見落とさない方法、無駄な検査はなにか、各検査室でも応用できることも併せて)講義していただきます。各検査室での工夫など情報交換もできたらと思います。
多数のご参加をお待ちしております。

【問い合わせ先】
福田 砂織 (天理よろづ相談所病院)
Tel 0743-63-5611 (8665)  e-mail:tenribaikinman@yahoo.co.jp



試薬の基礎性能評価方法について(実技編)〔専門-20 〕

講 師 :清水 良純 氏  田中 忍 会員 倉田 主税 会員(県立医科大学附属病院)

日 時 :平成25年3月20日(水)9時30分〜12時00分
会 場 :県立医科大学附属病院 中検棟2F生化学検査室

担 当 :臨床化学検査分野(生涯教育研修:専門−20)
会 費 :無料(非会員:500円)   

【要旨】
3月8日の研修会で学習した中から最小検出感度(検出限界)を求める実技研修を行います。

参加希望の方は、3月15日(金)までに施設名・氏名・会員番号(会員のみ)を記載の上、メールにて(ckurata@naramed-u.ac.jp)申し込みください。
いろいろな検査に必要な基本的な実習ですので、参加お待しております。
検査室の都合で定員を設けております。申し込み順での受付とさせていただきますのでよろしくお願いします。

【問い合わせ先】
倉田 主税(県立医科大学附属病院)
Tel 0744-22-3051(3239)  e-mail:ckurata@naramed-u.ac.jp



ABC分類による胃がんリスク評価〔専門-20 〕

講 師 :中井 剛史 氏(和光純薬工業株式会社)  

日 時 :平成25年3月21日(木)18時30分〜20時00分
会 場 :県立医科大学附属病院 中検技局

担 当 :免疫検査分野(生涯教育研修:専門−20)
会 費 :無料(非会員:500円)   

【要旨】
最近話題のABC分類を用いた胃がんリスクの評価についての解説です。

日本の胃がん検診の現状や、ペプシノゲン、H.ピロリ菌抗体測定によるABC分類、測定法などをお話して頂く予定です。

ピロリ菌の除菌に自治体から助成される事が決定され、報道されたばかりです。今後より一層胃がん撲滅に拍車がかかる事と思われます。多くの参加をお待ちしております。

【問い合わせ先】
薮内 博史(県立医科大学附属病院)   
Tel 0744-22-3051 (3238)  e-mail:hiroyabu@naramed-u.ac.jp



術中モニタリングの基礎と実践編〔 専門-20 〕

講 師 :高谷 恒範 会員 (県立医科大学附属病院)

日 時 :平成25年3月22日(金)18時30分〜20時00分
会 場 :県立医科大学附属病院 中検技局

担 当 :神経検査分野(生涯教育研修:専門−20)
会 費 :無料(非会員:500円)   

【要旨】
脳脊髄神経系に関わる手術では術後の麻痺や感覚障害などの神経障害を生じる場合があり,この障害を防ぐためには注意深いモニタリングが求められます.

勉強会において手術中の神経モニ夕リングの基礎や解剖学的知また機能的知識を習得していただけるよう考えております。

【問い合わせ先】
高谷 恒範 (県立医科大学附属病院)
Tel 0744-22-3051 (4240)   e-mail:takatani@naramed-u.ac.jp



緊急&当直の心電図と心臓カテーテル治療〔 専門-20 〕

講 師 :杉村 宗典 氏 (天理よろづ相談所病院)

日 時 :平成25年4月12日(金)18時30分〜19時30分
会 場 :天理よろづ相談所病院 本院地下会議室

担 当 :機能検査分野(生涯教育研修:専門−20)
会 費 :無料(非会員:500円)   

【要旨】
心電図検査は、生理検査部門の技師、また他の部門の方が、当直や日直の時の緊急時に記録することがあります。
記録される波形は、正常または経過観察で良いものから緊急で処置を要するものまで様々です。

今回は、「緊急&当直の心電図と心臓カテーテル治療」と題して、勉強会をします。

【問い合わせ先】
井田 淳(天理市立病院)
Tel 0743-63-1821 (120)  e-mail:tenriharupapa@yahoo.co.jp


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奈臨技行事予定(3月)


行事参加前には当ホームページで変更の有無をご確認下さい。

3月

行事(略)

担当

3月

行事(略)

担当

1

 

 

16

新入・一般研修会

平成24年第2回総会

管理運営

2

3

奈臨技公開講演会

 

17

 

4

 

18

5

19

 

6

20

試薬の基礎性能評価方法

臨床化学

7

21

胃がんリスク評価

免疫検査

8

血液疾患の遺伝子診断とその活用

試薬の基礎性能評価方法

遺伝子

臨床化学

22

術中モニタリングの基礎と実践

神経検査

23

9

血液疾患 症例検討会

血液検査

24

10

25

11

26

12

27

13

28

14

第11回理事会

29

15

腸管感染症の研究

微生物

30

31




 今年も始まったと思ったら もう3月。年をとると1年があっという間に過ぎてゆく感じがするのは、私だけでしょうか?
 前に一緒に働いていた人が教えてくれたけど1年の感じかたは、その人の一生分の中の1年という感覚になっているらしい。すなわち年齢を分母に、1年の1を分子にするという事は、年齢が増え分母が増えていくほど1年はだんだんと短くなっていくように感じるのか?う〜ん。納得できるわ。で、還暦近しの私は、一瞬まばたきしたと思ったら、1分が過ぎていってるの※▽◎

これを読まれた方は、時間を大切にして下さいね。

広報委員:音羽 裕子




* 奈臨技IT委員会からのお願い *

 奈臨技ホームページを、ご覧頂き有り難うございます。当委員会ではコンテンツ充実に、日ごろ心掛けておりますが、学術資料の更なる充実を図るため、論文、勉強会資料、推薦論文とその要旨などの投稿をお待ちしております。さらに、学術リンク集の掲載に向け、おすすめホームページの調査も行っております。ご協力をお願い致します。

また、奈臨技ホームページの更新状況などをお知らせする、奈臨技メーリングリストサービスも行っております。ご希望の方は、「配信希望」とお書きになり、下記メールアドレスか、TEL/FAXにてお申し込みください(メールアドレスなど個人情報は厳重に管理いたします)。

奈臨技IT委員会

連絡先 大林 準 (天理医学研究所)
(申し訳ありませんが、FAXか電子メールにてお願い申し上げます) 
FAX 0743-63-5611    e-mail::: info@naraamt.or.jp



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