平成25年度奈臨技公開講演会　盛会裡に終了

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学術部渉外部部長　吉村 豊

　平成26年2月16日(日)　なら100年会館中ホールにおいて、平成25年度公開講演会を開催致しました。天理よろづ相談所病院心臓血管外科 副部長 仁科 健 先生をお迎えして、「下肢静脈瘤の病態と最新治療〜足のだるさ・むくみ・痛み、気になりませんか？〜」と題してご講演頂きました。

　　今年度は、奈良リビングで2回広報したこともあり、公開講演会最高となる一般市民429名の参加を頂き、立ち見が出るくらい満席状態で開催することができました。

　仁科先生は、まず専門医の立場から下肢静脈瘤の病態とその原因についてわかりやすく解説され、次に確定診断の検査として、私たち臨床検査技師が行っている超音波検査（カラードプラ検査）を紹介され、最後に、圧迫療法（弾性ストッキングの使用）や、臨床検査技師も参画しているレーザー治療などについて、わかりやすいようにお話し頂きました。

　講演後の質疑応答を円滑にするため、事前に質問票を回収する形態をとり、非常に多くの質問を頂き、またフロアーからも沢山の質疑があり、仁科先生に丁寧に回答して頂き、講演会を盛会裡に終了できました。

公開講演前に行った検査展は、昨年度の経験から人気の高い血管年齢の測定器を2台に増やし、会場も広いスペースを確保して、検査技師会や検査展ののぼりも立ててにぎやかに開催しました。しかし、

予想を上回る来場者で多くのブースで行列ができ、一部で混乱もみられました。また、展示コーナーでは、下肢静脈瘤治療用のストッキングの購入を希望する方が多く見られ、非売品のためメーカー担当者が対応に追われていました。

　その他、成人病に関するパネル展示や、ガン・高脂血症・性感染症等の予防パンプレットを配布するなど、健康への関心と臨床検査への理解を促し、検査の必要性・重要性を普及・啓発致しました。

　今後も多数の市民にご参加いただけるような公開講演や検査展を企画して、臨床検査技師、検査技師会をアピールしていきますので、会員の皆様のご協力、よろしくお願いいたします。

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日　時 ： 平成26年5月25日（日）１３時半から４時半まで　
（奈良県医学検査学会　終了後）

会　場 ： 奈良県立医科大学 臨床第1講義室

一般社団法人の定款により定期総会は年1回の開催となっています。
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テ ー マ：『これからの救急医療とどう向き合うか？』

期　　日	平成26年5月25日（日）9:00〜
会　　場	奈良県立医科大学　臨床第一講義室
特別講演	救急現場と臨床検査への期待　 （公財）天理よろづ相談所病院 石丸 裕康先生
ランチョンセミナー	救急医療における検査技師の活きかたについて 地方独立行政法人　りんくう総合医療センター 　福田 篤久先生
シンポジウム	救急医療、臨床検査諸君がやらねば誰がやる
問い合せ先	第31回奈良県医学検査学会実行委員長 福塚 勝弘 (TEL0743-63-5611内線8976)

多数の参加お待ちしています。

会　　期	平成26年6月21日 (土)　 13：30〜16：50
会　　場	天理医療大学キャンパス　(B棟4階)
会　　費	無料　どなたでも参加できます 参加者には参加証を発行いたします。
例 会 長	中村 文彦　(天理よろづ相談所病院　臨床検査部)

13:30〜14:40　第一部 シンポジウム　 血液学検査の現在と未来?　自動血球計数器の新たな可能性
多項目自動血球分析装置XE-2100のリサーチ項目オプティカル法の有用性
...........	天理よろづ相談所病院　臨床検査部　　土屋 直道
自動血球計数装置におけるリサーチ項目の有用性と臨床的意義
.	奈良県立医科大学附属病院　中央検査部　　山口 直子
血球計数器を用いたMDSスクリーニングの有用性
.	京都府立医科大学　感染制御・検査医学　 　 稲葉 亨
	京都府立医科大学　先端検査機器開発講座　 石塚 勝敏

14:50〜15:40　第二部 シンポジウム　 血液学検査の現在と未来 ? 凝固線溶検査の新たな展開
ダビガトランと凝固検査
...........	天理よろづ相談所病院　臨床検査部　　下村 大樹
包括的な新規凝固線溶能の評価
.	奈良県立医科大学　小児科　　松本 智子

15:50〜16:50　第三部 特別講演
TTP, HUS, aHUSの鑑別診断と治療
...........	奈良県立医科大学　藤村　吉博

多数の参加お待ちしています。