11月12日(土)に、なら100年会館で開催されました「平成28年度全国検査と健康展」にご参加、ご協力いただきまして誠にありがとうございました。実務委員、並びに企画委員の皆様、本当にご苦労様でした。天候にも恵まれ、おかげさまで約1200名を大きく越える奈臨技史上最高の入場者数を記録し、大成功で幕を閉じました。
毎年我々渉外部が企画開催するイベントは、県民の皆様に広く疾患についての啓発を行うことで健康維持・予防に役立てていただくことを目的としています。今年度は例年の公開講演会とは異なり、日臨技との共催となる全国検査と健康展でしたので、これに伴い最大規模の検査展となり講演会自体も2本立てとなりました。
一つ目の講演会は「がんと遺伝子検査」と題し、三重大学名誉教授であり日本臨床検査専門医会会長でもある登 勉先生にご講演いただきました。登先生は天理よろづ相談所病院の中村 文彦 先生、東京女子医科大学の佐藤 麻子 先生とともに専門医会の検査相談ブースで時間ぎりぎりまで来場者の皆様の相談にのって下さいました。
二つ目の講演会は株式会社タニタヘルスリンクの管理栄養士 金 華蓮先生の担当される「タニタ健康セミナー 〜タニタ食堂に学ぶ500kcalまんぷく定食のコツ〜」でした。こちらについても体重や体脂肪を気にされている幅広い年代の方がご来場くださいました。
がんや生活習慣病は現代社会において、誰もがかかる可能性があります。県民の皆様の多くが興味を持たれておりますので重要な課題と考え、テーマに決定いたしました。
例年同様、組織法規部主催の新入・一般会員研修会、検査展も同時開催いたしましたが、検査展の時間や項目数も倍以上で対応させていただき、熊本地震の活動報告展示や、初の外部参加として奈良市やヨシケイ・ナラ様の展示ブースを配置、さらに南駐車場では赤十字血液センターのご協力で献血イベントも開催いたしました。
しかし許容限界を大きく越える入場者数により準備委員が対応できず、消耗品や実務委員の不足が発生したり、参画団体があまりにも多すぎて全団体から出される要望に完全には応えることができなかったりするなどの事案も多数発生しましたので、人員や機材をもっと増やすなど今後の参考にさせていただきます。
次回の公開講演会は今回を越える入場者数を目指し、渉外部一同努力いたしますので、奈臨技全会員の皆様の積極的なご支援、ご協力をしていただきますよう、どうかよろしくお願い申し上げます。