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≪ 日臨技臨床検査精度管理調査のすすめ ≫

奈良県臨床衛生検査技師会
会長  山本 慶和

奈良県臨床衛生検査技師会では日臨技データ標準化事業の一環としてデータの標準化に取り組んでおり、平成19年度から勉強会も重ねてまいりました。奈臨技では独自の精度管理事業を実施して参加はメーカーも含めて60施設を超えていますが、これだけの施設数では方法により細分化できず適切な評価ができない場合もでてきます。

日臨技サーベイ(平成20年度の精度管理調査予告が医学検査12月号に掲載)では標準化に関係する項目には目標値を定めていますので、正確さの確認に利用できます。この日臨技サーベイではドライケミストリー(ドライメーカーが値付けした目標値を設定している)など奈臨技では少数の方法についても使用試薬、使用機種の母集団が大きくなり、測定値の適切な判断が可能です。今年4月から脂質項目の追加などとともに運用が開始されるメタボリック特定健診のデータの標準化の要求に対しても、日臨技サーベイへの参加はそれぞれの施設が標準化できる大きな手助けとなります。

また、奈臨技と致しましても、各施設のデータ標準化のためのサポートを計画しています。日臨技、奈臨技サーベイに参加していただくことによって、一貫した標準化への準備を進めることができるように配慮したいと考えています。

昨年度は奈臨技加盟施設での日臨技サーベイへの参加は30施設に留まっています。
参加されてない施設も、日臨技サーベイへ参加されることをお勧めします。
         



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