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県民のみなさま向け公開講演会のご報告

脳卒中に関して
脳卒中の種類
・脳の血管が詰まる → 脳の一部が酸素不足になる  → 脳梗塞
・脳の血管が破れる → 脳組織の一部が死んでしまう → 脳出血
・動脈瘤が破れる → 脳組織の一部が死んでしまう → くも膜下出血

 
脳卒中の内,脳梗塞が最も多い.

脳梗塞とは
・ラクナ梗塞 細い血管が詰まる → 梗塞の大きさが直径1.5cm以下
・アテローム血栓性脳梗塞 比較的太い血管が詰まる → 動脈硬化を起こした部分に血小板が集まり血栓ができる
・心原性脳塞栓症 心臓の中にできた血栓が脳の動脈に飛んで詰まる

 
脳梗塞になると片麻痺や失語症など重大な後遺症を残すことが多い.


一過性脳虚血発作(TIA)とは
 脳梗塞様の症状が現れて数分〜24時間以内に症状がなくなる.軽い脳梗塞,脳梗塞の前ぶれでありそのまま放置しておくと重大な脳梗塞になることがある.

症状として片麻痺(片方の腕や手が動かない).失語症(言葉が喋れない).視力障害(目が突然に見えなくなる)などがある.

脳梗塞の検査
・問診
 自分の症状をくわしく,正確に医師に伝えることが大切.
 家族に脳卒中だった方がいるか?
 喫煙,飲酒の程度は?

・血圧などの全身所見 高血圧は脳梗塞の危険因子の一つ
・CT,MRI 脳梗塞の有無を調べる
・頸部超音波 頸部動脈の動脈硬化を調べる
・MRA 脳の血管の状態を調べる
・眼底検査 脳動脈の動脈硬化の状態を調べる
・血液検査(血糖,コレステロール,尿酸) 脳梗塞の危険因子(糖尿病,高脂血症,高尿酸血症)の有無を調べる
・血液検査(血小板) 血栓を作りやすい状態なのか

脳梗塞の治療
・薬物療法
 血栓ができやすい人は血栓ができにくくなるように薬物療法(抗血小板薬)を行う.

・脳梗塞の危険因子を持っている人(高血圧,糖尿病,高脂血症,高尿酸血症,不整脈)はそれぞれの病気の治療(薬物療法)を行う.

・生活習慣の改善
 食事療法や運動療法も行う必要がある.
 喫煙,飲酒,ストレスは高血圧,脳梗塞,心筋梗塞の危険因子



制作:社団法人)奈良県臨床衛生検査技師会


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