新年あけましておめでとうございます

社団法人 奈良県臨床衛生検査技師会
                                    会 長   山 中  亨


21世紀初頭の昨年はアメリカのメジャ−リ−グで日本の選手が大活躍をしていたかと思うと,同時多発テロ事件に世界中が激怒して真の平和を願い、自分さえ良ければという考えを振り払って、相手を思いやる気持をもつことの大切さが問われた年であったと言えます。

医療の世界では医療改革の名の下に臨床検査の領域どころか医療全体を揺るがそうとする政治的解決の意見に医療担当者の主役たる医師会においても、医療を守るための切実な叫びが飛び交うほど急を告げております。そして診療報酬の切り下げという結果をもたらしました。

臨床検査を通して国民の健康を真から願う一員としての、自らの役割をしっかり認識して確実にその目標に達する努力を積んでゆかなければならないと考えます。歴史的な歩みの中で今行動することは、本来の臨床検査の役割を果たすということ、即ち、臨床で役に立つ臨床検査を選択し実施して評価する。そして次の展開を企画し、医師に対して情報を正しく伝達してそのリバウンドしてくる信頼の絆に押されて行動するという一連の流れをスム−ズに構築することではないかと考えます。

臨床検査の業務拡大が叫ばれ、生理学的検査の分野では臨床検査技師の守備範囲が大きく認定されているように見えますが、真に自らのものにして初めて拡大したと言えることであって、うまく進んでいないのではないかと私は考えます。会員各位の身辺で何がどのように変わりましたでしょうか?各位の開拓魂を揺り動かすような環境の整備がされたでしょうか? それとも新たなものに挑戦する活力が低下してしまったのでしょうか。臨床検査技師の身辺は自らがプラス指向を示さないと,反応を示さないでしょうから思い切って外に向けてのアクションを展開したいものと考えます。

社団法人奈良県臨床衛生検査技師会は将来計画を踏まえた新たな方針を以って運営されることになっております。会員諸氏がこれまで培って来たたくさんのことがより一層の充実と高揚が見られるように,会員諸氏の意見が反映した会運営がなされることを期待します。新たな希望の時代に向けて会員諸氏が協力し,自らの将来を確かなものにするという決意を持って臨んで頂きたいと思います。

今年が会員諸氏におかれまして良き一年となることを祈念いたします。

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