2001年度の活動予定 |
年2回に渡り、データーベースソフトの最高峰マイクロソフトアクセスの基本的使用法を研修します。数十から数万にわたるあらゆるデーターをテーブルといわれる基本テーブルに格納します。このときのデーターの性質を決めること(設計)が以後のデーターベース設計に影響を与えます。テーブルが決まれば、そのテーブルをもとに順番で、あるいはある範囲で、あるいは計算した結果で、あるいはある地域で、そしてそれらの複合した組み合わせなどで、テーブルの基本データーを思いのままに(慣れれば)抽出することが可能です。たとえば、2001年高額所得者で大坂に住む20歳以上のBMI30以上で交通ルール違反歴のある男性を抽出せよなど。このことにより雑然としたあるいは整然としたデーター群を視点を変えて概観でき分析上非常に有利です。この作業がクエリー(問い合わせ)です。実用上、抽出したデーターを印刷しますが、この印刷も帳票やはがきなどに精密にフレキシブルに打ち出すことが可能です。アクセスではレポートといっています。そして、これらの基本的作業に対してまずデーターを入力が必要です。ここでは手作業であるいはフロッピーなどから入力する場合を想定しますが、だれでもキー操作は面倒です。この操作を極力オート化することが省力化につながります。ここで威力を発揮するのがフォームです。このフォームを作成するときに一括処理であるマクロやそれよりもう少し柔軟な使い勝手の可能なVBAがあります。しかし若干の研修が必要です。今回はこのマクロ・VBA・フォームといったアクセスの入り口付近のことを学び、小規模で日常の検査業務に役立ちそうな簡便なデーターベース設計に取り組みます。