平成21年4月度(第5回)
出題: 藤本一満 会員
問題1. | ハロゲンランプについて正しいのはどれか。2つ選べ。 |
1. | フィラメントはハロゲン |
2. | 白熱電球に比べ明るい |
3. | 白熱電球に比べ短寿命 |
4. | 白熱電球に比べてフィラメントの温度は低温 |
5. | 石英ガラス内に不活性ガスを封入 |
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問題2. | 試料10μL、第一試薬320μL、第2試薬80μLを全て混合したとき、試料は何倍希釈されていますか。 |
1.
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10倍 |
2.
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32倍 |
3.
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33倍 |
4.
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40倍 |
5.
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41倍 |
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問題3. | グルコース90mg/dLは何mmol/Lですか。グルコースの分子量は180とする。 |
1.
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0.2 |
2.
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0.5 |
3.
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2.0 |
4.
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5.0 |
5.
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20.0 |
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問題4. | 尿酸にウリカーゼを作用させたとき、生成されないのはどれか。2つ選べ。 |
1.
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アンモニア |
2.
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二酸化炭素 |
3.
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アラントイン |
4.
|
過酸化水素 |
5.
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尿素 |
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問題5. |
急性相反応蛋白で増加するのはどれか。2つ選べ。 |
1.
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アルブミン |
2.
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α1-アンチトリプシン |
3.
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ハプトグロビン |
4.
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トランスフェリン |
5.
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トランスサイレチン |
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問題6. | 真空採血した全血を25℃、6時間保存後、遠心分離し血清中物質を測定したとき濃度あるいは活性の経時変化として低下率の大きい項目はどれか。2つ選べ。 |
1.
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LD |
2.
|
無機リン |
3.
|
マグネシウム |
4.
|
カリウム |
5.
|
鉄 |
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問題7. |
真空採血した全血を6℃、6時間保存後、遠心分離し血清中物質を測定したとき濃度あるいは活性の経時変化として増加率の最も大きい項目はどれか。 |
1.
|
LD |
2.
|
無機リン |
3.
|
マグネシウム |
4.
|
カリウム |
5.
|
鉄 |
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問題8. | リアシルグリセライドにリポプロテインリパーゼを作用させたとき生成される物質はどれか。2つ選べ。 |
1. | グリセロール-3-リン酸 |
2. | 過酸化水素 |
3. | ジグリセライド |
4. | 脂肪酸 |
5. | グリセロール |
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問題9. | 日本常用酵素標準物質の原料として用いている酵素の由来遺伝子が誤っているのはどれか。 |
1. | AST:肝型遺伝子 |
2. | CK:骨格筋型遺伝子 |
3. | ALP:胎盤遺伝子 |
4. | GT:肝型遺伝子 |
5. | AMY:膵型遺伝子 |
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問題10. | 試料0.10mL、総反応液量3.15mLでNADHを生成する反応において、ある酵素活性を光路長1cm、波長340nm下で測定したところ、吸光度変化量は0.05/分であった。活性(U/L)はいくらか。NADHのモル吸光計数は6300とする。 |
1. | 0.25 |
2. | 25 |
3. | 100 |
4. | 250 |
5. | 400 |
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問題11. | 心筋細胞の虚血性障害を反映しない検査項目はどれか。 2つ選べ |
1. | AMY |
2. | H-FABP |
3. | ミオグロビン |
4. | トロポニンT |
5. | FT3 |
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問題12. | 血清クレアチニンが1.50mg/dL、年齢40才、男性という条件の場合、推定GFRはいくらになるか。(日本腎臓学会から提示された最新の日本人用eGFR推算式を用いること)単位:ml/min./1.73m2 |
1. | 43.2 |
2. | 53.2 |
3. | 63.2 |
4. | 73.2 |
5. | 83.2 |
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問題13. |
通常、代謝性アルカローシスを引き起こす可能性のある疾患はどれか。 |
1. | 腎不全 |
2. | 原発性アルドステロン症 |
3. | 睡眠時無呼吸症候群 |
4. | 肺気腫 |
5. | 過換気症候群 |
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問題14. | 真性コリンエステラーゼを有している臓器はどれか。2つ選べ。 |
1. | 肝臓 |
2. | 皮膚 |
3. | 赤血球 |
4. | 神経組織 |
5. | 心臓 |
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問題15. | ASTにおいて包含計数を2としたとき拡張不確かさは2.2 U/Lであった。標準不確かさはいくらか。単位はU/Lとする。 |
1. | 1.1 |
2. | 2.2 |
3. | 3.3 |
4. | 4.4 |
5. | 5.5 |
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問題16. |
化学分析における測定体系において( )に入る方法は何か。 SI単位 → 基準分析法 → 一次標準物質 → ( )→ 二次標準物質 → 日常検査法 → 日常検査法測定値 |
1. | 重量法 |
2. | 標準化対応法 |
3. | 実用基準法 |
4. | HPLC法 |
5. | 用手法 |
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問題17. | 日本における酵素活性測定の測定体系において日常検査法は何か。 |
1. | JSCC常用基準法 |
2. | JSCC自動化法 |
3. | JSCC標準化対応法 |
4. | 用手法 |
5. | クーロメトリー法 |
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問題18. | 管理サイクル・マネージメントサイクルの一つにPDCAサイクルがありますが、PDCAのAは何を表すか。 |
1. | 改善 |
2. | 評価 |
3. | 実行 |
4. | 計画 |
5. | 信頼 |
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問題19. |
ビタミンB6誘導体を補酵素とする酵素はどれか。2つ選べ。 |
1. | クレアチンキナーゼ |
2. | ラクテイトデヒドロゲナーゼ |
3. | オルニチンデカルボキシラーゼ |
4. | グルコースオキシダーゼ |
5. | アスパラギン酸アミノトランスフェラーゼ |
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問題20. | 遊離グリセロール消去タイプ(TG換算約4000mg/dLまで消去可能)のTG測定試薬を用いて、AさんのTGを測定したところ、現倍で2190mg/dL、×3、×5では84mg/dLとなり、現倍測定値に大きな正誤差が見られた。そこで、遊離グリセロールが4000mg/dL以上存在すると考え、遊離グリセロールを測定することにしました。試薬は上述のTG試薬しかありません。どのようにして遊離グリセロールを測定しますか? |
以上で、第5回(設問編)は終了です。おつかれさまでした。
(by 奈良県臨床衛生検査技師会 藤本一満)