CAVI 測定のポイント(4/24)


CAVIの理論式は,さきほどの式に,径変化率の逆数と未圧補整のPWVの関係式を代入したものとなります.
一般的に,βは測定した局所の血管弾性を現しており,CAVIは測定経路における平均値的な弾性を現しているといえます.ところで,この理論式はバセラのバージョンにより若干異なります.旧バージョンでは,真ん中の式で,新バージョンでは下の式で表されています.
旧バージョンでは,脈圧の影響を無視していましたが,若干血圧の影響があることより,新バージョンではΔPを計算式に入れて血圧の影響を低減させた式で表すようになりました.もし,皆さんが使用されているバセラのバージョンを知りたい場合は,報告書の下の方に
印字されていますので見てください.(感熱紙,プリンターどちらでも印字されています)

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