生活習慣病のためのスクリーニングとしての頚動脈エコー検査(14/33)


頚部動脈血管径は2〜10mm前後で決して太くはないためそれの走査を行うにはまず、プローブの持ち方(固定の仕方)が重要になってきます。安定して血管が描出できるようになるために練習することが大切です。

短軸(横断)走査からが基本で頚部の前方、側方、後方からの観察をします。
長軸(縦断)走査では血管壁に超音波ビームが垂直に入らないと壁が明瞭に描出されません。
また、カラードプラを用いることにより、低輝度プラークの検出(カラー表示の欠損)や末梢側の血管走行を確認することが可能になります。
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