CAVI 測定のポイント(16/24)


この症例は下肢脈波の振幅低下と
ABIの低下が明らかな症例です.
波形からわかるのは,tbaの延長があるのがわかります.
その結果,左CAVI値は低下していますが,数値としてはいい値でおさまっています.
当然,測定結果の所見欄に注意コメントはでますが,上のCAVI値だけみれば正常でいい値になっていますので,このまま報告するとこの数値が結果として認識されてしまう可能性があります.
最新バージョンでは,数値に括弧が付いてわかるようになりましたが,注意コメントは数値と離れた部位に出ますので見落としやすく,自分で括弧を付けるか,コメントを数値の近くにわかるように表示する必要があります.
臨床側は,数値のみを見ていることも多いので,報告する側で注意が必要です.

.
前のスライドへ
16/24

.