CAVI 測定のポイント(19/24)


この症例は非常にCAVI値が変動して困った症例です.
血圧とABIはあまり変動していない,血圧波形も良好なので血圧測定には問題ないことがわかります.
各回の測定では再現性が良好で,検査者は何が原因か気が付きませんでした.再検を繰り返しているうちに上腕脈波の切痕が不明瞭であることに気が付き,カフを巻きなおして再検しましたが,それでもうまく測定できませんでした.弁の閉鎖不全があったかどうか不明ですが,切痕が不明瞭なときはtbの測定点が決めれないため,大きくバラツキますので注意しなければなりません.当然CAVIの結果は評価不可です.(ABIは評価可能です)
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