CAVI 測定のポイント(14/24)


これは,心音記録に雑音が混入している症例です.
呼吸音などでどうしても除去不能のこともありますが,少し時間をおくとやや改善することも多いです.
当然,心II音の位置が正しく認識できないのでtb時間が変動します.結果CAVIもバラツキ再現性不良となります.少し時間をおいて再検すると,tb時間もやや安定し,CAVI値のバラツキも小さくなりました.
ただし,この症例は右下肢脈波の振幅低下により,対側より考えると,実際よりR-tbaが大きくなっており,結果右のCAVIは小さくなり評価不可となります.
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