生活習慣病のためのスクリーニングとしての頚動脈エコー検査(7/33)


頚部エコー検査の目的には大きく2つに分けられます。
1.早期動脈硬化病変の検出
2.進行性病変の治療法決定、治療後の評価

1)IMTやプラーク等の有意病変は脂質代謝異常に伴う変化を形態学的に捉える
2)stiffness_は血圧などに依存し機能的に動脈硬化を捉える。
IMTの変化は年単位での変化を反映し、個々の治療の月単位でのモニタリングには血圧コントロールによる治療での変化が反映されるstiffnessβの方が役に立ちます。

進行性病変の場合脳外科、心血管外科では手術の手段選択(内膜剥離術、ステント留置等)や、手術後の経過観察(再狭窄の有無等)を目的としてオーダーされます。
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