生活習慣病のためのスクリーニングとしての頚動脈エコー検査(9/33)


現在、各施設間での統一した検査法が確立されていません。
ここでは、脳神経超音波学会の頚動脈硬化病変評価のガイドラインと早期動脈硬化研究会から提唱されている方法を取り上げます。
1.の血管内の血流の有無、狭窄により血流速度が上昇するので左右差(EDraitio)をみます。
2.の血管径に関しては、動脈硬化の指標とする場合、加齢やIMC肥厚に伴う血圧上昇に伴う代償作用としての血管拡張を反映するのは血管の外径であるので外膜間距離を計測します。
一方、狭窄率を求める場合には、内膜間距離を用います。
3.までがスクリーニングでの検査項目で 4.5.は病変があった場合の計測内容になります。

.
前のスライドへ
9/33

.