これはAPLの染色体異常とその頻度,さらにATRA療法の反応性について示したものである. 15;17転座では、ATRAによく反応するのに対し,変異型の11;17転座はATRA療法に効果がない.それゆえに,APLにおいては,15;17転座か変異型かを見分ける事が重要である. 形態的には,t(11;17)(q23;q21)はM2とM3の中間の像をとるのが特徴. その他の染色体異常として,5;17転座などがまれにある.
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